平日の昼間から競馬場近くの安い焼鳥屋、煤けたテレビを見上げ競馬を観戦する面子はいつもに同じ。バーのママ。近くのヤンキー。コップ酒を手に当たらない競馬予想を語る元教授に目下求職中の俺。たいした奴らじゃない。スカジャンを手にしたヤンキーに競馬予想と少額を託し、馬券を買いに向かわせる。冷たい風が訪れた。
馬にとっての厳しいエリート社会なしに競馬予想は語れない。競走馬はより優れた競争能力を持つ品種を作りだすため、改良がおこなわれ続ける馬だ。先祖代々優秀な競争成績を残してきた馬の子孫であり、優秀な競争成績を残さなければ子孫を残すことが許されないのだ。血統的な特徴を考え、行う競馬予想は実に奥が深い。
資産運用の観点から数学的な競馬予想を行っている人がいる。おおざっぱには投資が外れた場合、どの程度の馬券をどの配分で購入すれば良いのかを求めるものらしく、銀行よりも高い利回りがある様だ。馬についてはまったくの素人で、競馬の他に競艇・競輪にも応用が効くそうだ。競馬予想も深いなあ。
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